2013年10月5日土曜日

マイレ  "Maile"

11月の文化祭に、スィートサンのグループが踊る「プア・イリアヒ」に
マイレのことも出てきます。
踊るときには「ピカケとマイレ」のレイをかけるので、
マイレのことを調べてみました。

 マイレはつる性の低木で、ハワイの森で見られます。 

 マイレの花の大きさはわずか0.40.6cm。近づかないと花弁の形もわからないほどです。色は淡緑色または淡黄色で、花が終わると黄緑色の実をつけます。この実は熟すと黒っぽい緑色になります。花よりずっと大きく、1.5cmほどになります。葉は輪生と言って茎を取り囲むように放射状につけます。葉は滑らかで光沢があり、裏側は細かな毛(繊毛)が生えているため、少し白っぽく見えます。

 マイレは花が小さく、葉も大きな特徴がありませんから、森のなかでは目立ちません。しかし、葉と茎を潰したり剥いたりすると出る白い樹液にはバニラのような芳香があり、ハワイでは古来から結婚や受勲など重要な儀式の際や、大切な人に捧げるレイの素材としてツルのついたマイレの葉を用いました。

 この樹液の正体はアルカロイドという物質で、マイレが属するキョウチクトウの仲間(プルメリアなど)には必ずあります。一般にこれらの樹液は毒性があります。マイレはそれほど強い毒性はないものの、目や口に入らぬよう注意は必要です。

 マイレは人と人とを結びつけるだけでなく、人と神を結ぶ象徴でもあります。そのため、ハワイの結婚式では、夫婦の絆を未来永劫に守ることを天に向かって契る象徴としてマイレのレイを用います。マイレのレイは輪にせず、逆U字状にかけることが多いですが、妊婦への贈呈など、いくつかの例外を除けば輪にしたマイレ・レイを贈っても失礼にはあたりません。

 マイレはラーアウ・ラパアウ(医療行為)においても重要で、かつては潰瘍、火傷、切り傷などの治療に用いられました。

マイレと神話  
 マイレは、フラの女神として知られるラカのシンボルです。女神ラカは意のままにマイレを動かすことができたと言われています。
 また、ライエイカワイという神話には5人(5種類)のマイレが登場します。「か弱いマイレ」を意味するマイレ・ハイ・ワレ、「小さい葉のマイレ」のマイレ・ラウ・リイ、「大きな葉のマイレ」のマイレ・ラウ・ヌイ、「香りのよいマイレ」のマイレ・カルヘア、そして「丸い葉のマイレ」のマイレ・パーカハです。マイレ・ラウ・リイはヘイアウ(神殿)に捧げられる植物のひとつですが、このマイレは香りが長持ちすると言われます。
(
アロハかわら版より)


 

2013年10月3日木曜日

2013年度 公民館 発表会 11月2日

「健康フラダンス」で
いつも利用させていただいている
「北千里地区公民館」と
「吹三地区公民館」の
文化祭の演芸発表日が重なり、
11月2日(土)に行われることになりました。
 
「健康フラダンス」として
吹三地区公民館でしている「スィート・サン」の発表は、
勤労者会館で行われ、10時20分から
北千里地区公民館でしている「ククナ・オ・カ・ラ」の発表は
北千里地区公民館で、15時25分から
始まります。
 
開始時間は前後しますので、
お早めにお越しください。
 
 
 
今年の新曲と共に、
皆様のお越しをお待ちしております。
(^_^)/